木版画にチャレンジ!その1 [版画にチャレンジ!]
ご無沙汰しておりまする・・・
部屋を片付けていたら、今年私が作った木版画の年賀状が
出てきました。
木版画は、私の趣味の一つです。
版画を初めたのは、小学生の時から。
いつも父が年賀状をなんちゃって版画で作製していたので
私も父に習って版画をするようになりました。
それから20年以上自己流で試行錯誤してやってきたけど、
ここ2年はアダチ伝統木版画技術保存財団主催の
年1回2日間のワークショップで彫り師や摺り師の先生方に
教わっています。
今年の出来は、今までで最高の出来だという巷の評判。
私自身もそう思います(自画自賛)
何といっても今年は、「摺り」に開眼しました
今までは、彫るのは大好きで、彫り終わったら満足。
摺るのはテキトー・・・でした
なかなかキレイに摺れないし、色が紙の上をツルっと
なぞっていくようでしっかり色がのらないし・・・
でも、今年初めて
「和紙の繊維の層に色を浸透させていく感覚」
を体感しました
今までとは全然違う感覚です。
1版目を摺っていて、最後の2枚で突然そんな感覚で摺れるように
なったのです
なんでだろー??不思議なこともあるもんだ~。
でも、嬉しくて!技術の向上を目指して木版画やりたい!
と思うようになりました
楽しいデス
【今年の年賀状】
↓摺り感覚get以前
↓摺り感覚get以後
拡大して髪の毛と隈どりを比較して見るとよくわかると思います。
色ムラの違いがわかりますか?
来年の年賀状は、ぼかし等の摺りの技術習得に
チャレンジしてみたいと思います。