木版画にチャレンジ!その2 [版画にチャレンジ!]
2年前から版画の更なる技術の向上を目指して、
ワークショップに参加することになったのには
キッカケがあります。
20年以上自己流でやっていると、彫りや摺りの表現も
思うように成長せず技術に限界を感じるようになります。
↓限界を感じたキッカケのガッカリ作品
(2008年の年賀状)
細かい線を出したくて・・・、多色摺りしたくて・・・
という気持ちだけは分かるけど、グチャグチャです。
こんなに頑張って彫っても、ちゃんと仕上がらないなんて
なんてガッカリなんだ!!
そこで木版画教室を探し始めたのですが、
なかなか自分に良い教室が見つかりません。
そんなある日、会社のお昼休みにランチのお店を探して
フラフラ歩いていると、ずっと気になっていた版画のお店に
店主らしき人がいるではないかー!
(私がこの店の前を通る時は、いつもお店もお昼休みらしく
閉まっていたから・・・)
チャンスー!! とか思い、
恐る恐る店に入り、失礼を承知で店主に尋ねてみた。
「木版画を習えるところをご存じないですか?」
私の無礼な用件に対して、店主は丁寧に対応してくれた。
「直接は分からないけど、木版画のことならこの財団に
きいてみるといいよ。」
そう言って、わざわざ連絡先をコピーして渡してくれた。
あぁぁ!なんてご親切な方なんだぁぁ!!
こうして、教えていただいた
アダチ伝統木版画技術保存財団のワークショップに
参加することができたのです。
しばらくして、とっても親切なこの版画屋さんは
無くなってしまったけど・・・(ガビーン!)
今でも感謝しています。
人には親切にするもんだなぁ!